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プレマリンの効果と副作用について考える

プレマリンは結合性エストロゲン製剤の薬です。
卵巣機能不全などによる不正性器出血がある場合、子宮内膜や止血などの効果を期待することができます。
女性ホルモンのエストロゲンは受精卵が着床しやすいよう子宮内膜を厚くしたり妊娠する準備を整える作用があり、エストロゲンの量が不足するとバランスが崩れたり生理不順や卵巣などの病気を起こす危険性が高まるでしょう。
エストロゲンは卵胞の成熟を促進する作用があり、分泌が足りないと成熟した卵子ができなくなり不妊に繋がる恐れもあります。
プレマリンを飲むことでエストロゲンが補われ、その不足から引き起こされる症状の改善などを期待することが可能です。

効果として卵巣機能不全症や機能性子宮出血、卵巣欠落症状や腟炎などがあげられ、エストロゲンを補充すると判断されるとプレマリンが処方されるでしょう。
低用量ピルの服用とは違いがあり、プレマリンは1錠0.625mgで症状によって服用する量が異なります。
年齢や症状などにもよって服用量が調整されるので医師と相談することをおすすめします。

いくつか副作用があり、例えば乳房の痛みや発疹、腹痛や吐き気、めまいなどがあるでしょう。
むくみや体重増加などもあり、薬を飲むことによって太ることは気がかりです。
これはエストロゲンが増加することにより電解質代謝が影響されるからで、電解質代謝がきちんと働かないと体液が溜まり身体がむくんだり体重が増えるケースがあります。
酷い副作用が現れたら医師に相談すると良いでしょう。

一般的にプレマリンを飲み忘れた場合、気づいた時点で1回分飲みます。
但し、次の服用時間が近い時は次のタイミングから飲み始めます。
一度に2回分飲まないように気をつける必要があります。
プレマリンはインターネットにある薬剤サイトを利用すると、比較的リーズナブルな価格で注文することが可能です。
プライベート梱包で郵送されるので中身が分からないようになっています。

低用量ピルと決定的な違いはある?

プレマリンは女性ホルモンを補充する薬で、同様な薬剤に低用量ピルがあります。
そもそもピルとは女性ホルモン剤のことで、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの両方を主成分としています。
卵胞ホルモンの主成分はエストロゲンであり、女性らしい身体を保つ働きがあります。
黄体ホルモンの主成分はプロゲステロンで、妊娠しやすい身体にする働きがあります。
ピルにはエストロゲンとプロゲステロンがバランスよく配合されており、女性ホルモンに関する症状の改善に効果が期待できます。
特に生理不順や不正出血などに効果を発揮し、避妊効果も期待できるわけです。

それに対してプレマリンは低用量ピルとは違い、エストロゲンのみを補う薬となっています。
そして、避妊効果は低用量ピルほどには高くないといわれています。
確かにエストロゲンも妊娠に関係するホルモンですが、プロゲステロンほどには関係性が高くありません。
また、プレマリンに含まれているエストロゲンは、動物の尿から採取された、結合型エストロゲンであることが殆どです。

一方、低用量ピルの場合は合成型エストロゲンで、結合型に比べて100倍の活性があると言われています。
確かにエストロゲンの含有量だけを見ると、プレマリンの方が多いことが分かります。
但し、活性では100倍の差があるので、低用量ピルの7分の1に低下するわけです。

以上のことから、プレマリン単体での避妊目的の使用は推奨されません。
避妊目的であれば、低用量ピルが適していると言えます。
それでも緊急避妊目的で、プレマリンが利用されるケースは想定されています。
一度に8錠以上を服用することで、女性ホルモンを急激に増やすことができるからです。

但し、緊急避妊には専用の薬が市販されているので、あえてプレマリンを服薬するメリットはありません。
あくまで、女性のホルモン障害の改善に効果を期待できる薬なので、用法を間違えないようにすることが大事です。
また、低用量ピルとの併用は副作用のリスクがあるので、注意が必要になります。

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